【Salesforce】データを間違って削除してしまった場合は、workbenchなら一括で復元できるよ!
Salesforceでは、削除したデータはいったんごみ箱へ格納されます。
ごみ箱から復元することもできますが、データ数が多いときは大変ですね。
そんな時は Workbench を使って、一括で復元することが出来るんです。
まずは復元したいデータを、データローダでエクスポートしましょう。
Export All機能を利用すると、削除したデータもcsvファイルへエクスポートすることが出来ます。
「Select a fields」を選択し、対象のオブジェクトのすべての項目を抽出しましょう。
抽出条件は、「IsDelected equals true(削除済)」を選択しました。
csvファイルが抽出出来たら、Workbenchへアクセスします。
https://workbench.developerforce.com/login.php
EnvironmentでProduction(本番)かSandboxかを選択します。
API Versionはデフォルト(おそらく最新)のままでいいと思います。
ログインすると、、、
メニューバーが表示されます。
「data」「Undelete」を選択しましょう。
「From File」を選択し、ファイル選択ボタンから先ほどデータローダで抽出したcsvファイルを選択し、「Next」ボタンをクリック。
ここで、Mappingキーを選択します。
デフォルトはIDとなっているので、おそらくそのままでいいと思います。
「Map Fields」ボタンをクリック。
「Confilm Field」ボタンをクリック。
復元完了!
Salesforceで確認してみます。
削除されていたはずの2件の取引先データが復元されていますね。
取引先に関連していた取引先責任者レコードも復元されています。
取引先内で自己参照を設定していたのですが、そちらのリレーションも復元しています。
最終更新日時が更新されています。
親データを復元すれば、子データも一気に復元出来るので、とても便利な機能です。
うっかりデータを削除してしまった際は、ぜひお使いください!