TLS1.0無効化による、Salesforceと.NETでの自動連携への影響について

2017年7月22日以降、SaleforceへTLS1.0を利用しての接続が出来なくなります。

(Sandboxは2016年6月から。)

 

.NETでSalesforceと自動連携を行っている場合、.NET Frameworkのバージョンによってはデフォルトの接続方法がTLS1.0となっており、無効化以降、動かなくなってしまう可能性があります。

 

.NET Framework 4.6 以上

   ・・・対応不要。デフォルトで、TLS1.1以上と互換性あり。

 

.NET Framework 4.5 ~ 4.5.2

   ・・・.NETプログラムでTLS1.1、もしくはTLS1.2を有効化する、

     もしくはレジストリキーを変更し、TLS1.2を有効化する必要あり。

 

.NET Framework 4.0

   ・・・レジストリキーを変更し、TLS1.2を有効化する必要あり。

 

.NET Framework 3.5 以下

   ・・・TLS1.1以上と互換性なし。

     .NET Frameworkをバージョンアップする必要あり。

 

.NET FrameworkMicrosoftのサポート状況は以下のようになっています。

 

4.0、4.5、4.5.1

   ・・・2016年1月12日にサポート切れ。


4.5.2、4.6、4.6.1

   ・・・OSのサポート終了日までサポート。


今後の.NET Framework のバグ発生等のことを考えると、個人的には4.5.2 以上をお勧めします。

Microsoft .NET Framework サポート ライフサイクル ポリシー

 

直前であわてないよう、事前に対応しておきたいですね。 

Salesforce による TLS 1.0 の無効化