【Salesforce】Sandboxを作成したら、最初にやることまとめ

SalesforceではSandboxと言うテスト環境を作成することができます。

本番組織では便利は設定も、テスト中のSandboxでは面倒な設定となってしまうことも数え切れず…!!

Sandboxを作成したら、カスタマイズ&開発&テストに着手する前に、一度設定を見直しましょう。

1.システム管理者のプロファイルを変更!とにかくゆるく!

まずはシステム管理者権限のユーザに設定されているプロファイルの設定を変更しましょう。

・ログインIPアドレスの制限

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ログインするたびに認証コードの入力、面倒ですよね。

「0.0.0.0」から「255.255.255.255」までフル開放しちゃいましょう。

・パスワードポリシー

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パスワードポリシーもフル開放しちゃいましょう。

有効期限は「無期限」、過去のパスワードの利用制限、文字列の制限、ロックするまでの回数は「制限なし」、リセットの秘密の回答も非表示にしちゃいます。

・セッションの設定

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ついでにタイムアウトの開始条件も最大の24時間へ。

うっかり、のんびりランチへ行っている間にタイムアウト、は避けたいです。

2.うっかりメールを飛ばさないように!メール設定を見直そう!

本番組織のワークフローやらプロセスビルダーやらApexやらでメールを送信していた場合、Sandboxで何気なーーーーーく登録しちゃったレコードでうっかり!メールが送信されてしまい、怒られてしまうことも…!!

そんな悲しい事態は避けたいので、基本的にメールは送信しないようにしましょう。

・メール送信設定

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アクセス権を「システムメールのみ」に変更しましょう。

「アクセス権限なし」としてしまうと、ユーザ登録通知やパスワードリセットのメールまで送信されなくなってしまうので注意!

・メールアラート

上のメール送信設定を変更することで、基本的にワークフロー等は設定しているメールは送信されなくなりますが、念のため!メールアラートも見直しましょう。

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選択済みメール受信者はそのままでも問題ありません。

(Sandboxのユーザは本番よりコピーされ、同じユーザが登録されていますが、メールアドレスはダミーとなっているため。)

ただ、赤枠の追加のメールのところ、ここはユーザ以外のメールアドレスを直接設定しているため、Sandboxからもがんがんメールが送信されてしまう可能性があります!

念のため、こちらも削除しておきましょう。

 

その他にも便利な設定変更がありましたら、ぜひ教えてください!